唐木指物:黒檀・紫檀・花梨などの希少な木材を用いた精緻な指物。
丈夫な紫檀とガラス製レンズ使用の、軽く高級感ある唐木ペンダントルーペの販売を開始しました。
当店でお取扱い中の唐木指物商品が、下記店舗にて販売中です。ぜひ店舗に足をお運びくださいませ。
唐木指物とは?
遣唐使が唐から持ち帰った文物の中に、日本では産出しない木材で作られたものがあり、これらを総称して「唐木(からき)」と呼んだことが名前の由来です。日本では、おおよそ15世紀あたりに基本的な技法が確立したと考えられています。
原木は、全て東南アジアから輸入された希少な紫檀、黒檀、花梨で、これを4-5年乾燥させて加工します。中でも紫檀は最も硬度が高く、木のダイヤモンドと称されています。
家具のような重いものでも釘を一本も使用せず、組手(くで)と呼ばれる溝に差し込むことで組み上げられていきます。表面は彫刻刀ややすりで細工した後、研磨、水研ぎの工程を経て、漆を塗っては拭く工程を繰り返す「拭き漆」という技法で仕上げます。上品な光沢と質感が印象的です。