大阪なにわべっ甲:希少な本べっ甲で、多彩な造形を自在に創造。伝統の技が生み出す洗練のべっ甲アクセサリー。
一年を通してカジュアルにもエレガントにもお使いいただける、本べっ甲のアクセサリーのお取り扱いを開始いたしました。
なにわべっ甲とは
べっ甲とは、南洋の温かい海に棲むウミガメの一種であるタイマイ(玳瑁)の甲羅のことです。べっ甲には、熱で変形するという性質があり、これを利用してまずは平らな板状に加工し、それを任意の形に切り出して曲げたり、彫刻を施したり、加飾したりして装飾品に仕上げていきます。
べっ甲の加工技術は6世紀末の中国で生まれたと考えられています。日本には奈良時代に遣隋使によってべっ甲を使用した工芸品がもたらされ、正倉院宝物の中にも見ることができます。有名な「螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」には、撥(バチ)受けや装飾の一部にべっ甲が使われています。
日本で制作が始まったのは17世紀の江戸時代で、ポルトガル経由でまずは長崎に技術が伝わり、その後大阪、江戸と伝播していったと言われています。
大阪で作られるなにわべっ甲は、欄間のような繊細な透かし彫りが特徴です。この加工により大ぶりなものでも軽やかさが生まれ、美しさが加わるとともに快適な装用を可能にしています。
なにわべっ甲 お取扱い商品
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